飛騨路をドライブ、絶品蕎麦「仲佐」と「天領酒造株式会社」
連休に日帰り温泉と、美味い蕎麦を求めて岐阜県下呂市までドライブ、
それと前から行きたかったお気に入りの日本酒「天領」の蔵元の見学。
先ずは腹ごしらえにと、雑誌danchyの蕎麦特集で知った
手挽き 手打ち蕎麦 「仲 佐」でランチ♪
あらかじめ電話で予約しておいたのに、途中渋滞でかなり焦りました。
店内は、高級感があります、
席がゆったりと広くて、と隣の席との間がセパレートされているので
ゆっくり落ち着いてお酒とお蕎麦をいただくことができます。
それにお店の方の接客が親切丁寧なので、
とても気持ちよく居られました♪
いただいたのは「蕎麦三味」
これはお料理1品(今回は蕎麦豆腐)におそばが2品
「手挽きざる」とハーヒサイズの「冷やしかけそば」(今回はみょうがそば)の計3品。
そば前には、「天ぷらの盛り合わせ」(野菜だけ)と「自家製ゆべし」、熟成古酒「飛鬼」
そして食後に「蕎麦饅頭」を注文。
枝豆と山葵を添えた蕎麦豆腐
天ぷらの盛り合わせ
このスクエアにカットされたかぼちゃの天ぷら(素揚げ)がお洒落♪
お塩でいただきます、あまーい♪
お酒を注文したら胡瓜と冥加のお漬物が付いてきました、みずみずしいのは新鮮だから!
シャキシャキでうまっ♪
自家製ゆべし(柚べし)
ゆべしとは、中身をくりぬいた柚子に蕎麦の実や磨き胡麻などの入った練り味噌をつめて作ります。
乾燥させてできあがりまで、1年近くかかる昔の保存食、
冷蔵庫で保存して 夏場に柚子の香りを楽しむというとても粋なものです!
こいつは生まれて初めて、
見た目にはナッツの入ったチョコレートみたいです(笑)
スライスされた断面がピカッと光っていて美しい。
見た目と違って全然塩辛さはなく
口に入れると爽やかな柚子の香りが鼻に抜けていきます、
その後で赤味噌の旨味と蕎麦の実の食感が味わえる贅沢なお酒のおつまみです。
メニューにはないですが、
この端っこを刻んで韃靼そば茶をかけたお茶づけも絶品らしいです。
ご主人は元々20年以上も精進料理の料理人をされていたそうです、なるほど!
おそば2品 「手挽きざる」と「冷やしかけそば」
奥飛騨産・長野産の玄そばの
手刈り
天日干し
のみを使用
こんな貴重な玄そばを入手できる蕎麦屋はそんなにないはずです、
僕の知っているのは前の日記で書いた沼津市の蕎麦 ふく田くらいです。
https://eatandrun.blog/archives/50643358.html
手回しの石臼とふるいを使った自家製粉で、
一日に作れる量が限りがあるので売り切れたら閉店になるみたいです。
ざるのアップ
見た目だけでもうやられちゃいます!
薬味は辛味大根だけ、かなり濃いたまり醤油の辛汁でトロッと少し粘度を感じるもの。
冷やしかけそばのアップ
僕の大好物の冥加そばでした。
夏らしい大葉と胡瓜の千切りも載っていて爽やかな逸品。
冷たくてあっさり上品な甘汁はもちろん飲み干してしまった!
蕎麦饅頭
食後の甘味に、韃靼蕎麦茶とともに。
饅頭は注文が入ってからご主人が手でこねこね作っているようでした。
おしながき(クリックでアップに)
想像以上に満足しました、「蕎麦好き」や「蕎麦屋好き」だけじゃなく「和食好き」や「ベジタリアン」の方達にもおすすめしたい名店でした。
次回はおまかせの蕎麦会席(要予約)をいただきたいですね。
手挽き手打ち蕎麦 仲 佐
電話:0576-25-2261
営業:11:30~売り切れまで
定休:水休(祝の場合営業)
続いてはもう1つの目的地
日本酒 日本酒蔵元 岐阜県飛騨萩原 天領酒造株式会社へおじゃましてきました。
江戸時代中期からつづく飛騨の酒の老舗。
酒蔵開きの時期でもないのに、スタッフの方が親切に中を案内・説明してくれました。
この時期はお酒を造っていないので、新しい瓶詰の機械の試作をしたり作業場の設備の整備をしている様子でした。
この煙突も現在は機械式のボイラーに代わったのでもう使われていないそうです。
(ちょと悲しい気がしました)
それに酒倉の中に井戸があって、その飛騨の霊峰『位山の伏流水』と
飛騨の自然の恵みで育った酒造好適米『ひだほまれ』を使った酒作りをしています。
いりいろと試飲をさせていただきました、
今回は、いつも飲んでいる日本酒特別純米酒 『飛切り』ではなくて、
ここだけでしか売っていない(ラベルもついていないです)
平成17年度の「純米吟醸」と「純米大吟醸」をお土産でゲット!
表示に書いてある「日本酒度」がわからなかったので調べてみました。
日本酒度とは、日本酒の甘口.辛口をみる目安となります。
糖分が多ければ甘く感じ、糖分が少なければ辛く感じます。
日本酒度は糖分の多い物がマイナスに、逆に糖分の少ない物がプラスとなります。
つまり、マイナスの度合いが高いほど甘口となり、プラスの度合いが高いほど辛口という事になります。
+6.0以上 大辛口
+3.5~+5.9 以上辛口
+1.5~+3.4 やや辛口
-1.4~+1.4 普通
-1.5~-3.4 やや甘口
-3.5~-5.9 甘口
-6.0 大甘口
ですから「純米吟醸」は+2.5なのでやや辛口・「純米大吟醸」+4なので辛口になりますね。
いつ飲もうか楽しみです♪
天領酒造株式会社
〒509-2517
電話:0576-52-1515 FAX0576-52-3727
運転は相方に任せて、下呂で温泉へ入ってから帰りました
仲佐 (そば / 下呂)
★☆☆☆☆ 0.0
ディスカッション
コメント一覧
あっ、天領ですね。なつかしいです。
幻の酒!?「榮志」ゲットしてきましたので
近日中にお渡しします。